宇和海で育ったひじきを、薪を使って釜茹でし、天日乾燥しました。朝早くとれたひじきを専用の釜でしっかり炊き上げるため、水で戻した時の柔らかさが自慢です。 無茶々園のひじきは芽も茎も一緒に入っていますので、どちらの食感も味わえます。着色料・保存料等の添加物は一切使っていません。自然のままの美味しさが活きています。 水に戻すと6〜7倍に増えます。 ひじきが茂る宇和海の海岸沿い。無茶々園のひじきは、明浜から見ると入り江を隔てた真南に位置する宇和島市遊子(ゆす)にて作っています。ひじき漁が行われるのは3〜5月にかけて。干満の差が大きくなる大潮の日の前後の干潮時に、磯に生えているひじきを手作業で刈り取ります。まだまだ水温の上がり切らない春先に足を海に着け、腰をかがめ1本1本刈り取り、水を含んだ重いひじきを運び茹で上げるのは大変な重労働。その苦労が柔らかなひじきを作り上げるのです。 刈り取られたひじきは、すぐに釜に入れて夜通し蒸していきます。蒸しあげたら翌日から数日間天日乾燥させて出来上がり。採取したそのまま、茎と芽を一緒に製品にします。太くて弾力のある茎の食感がしっかりとしたひじきは、水で戻した際のやわらかさが自慢です。