苦味性健胃ハーブ
学名: Cynara scolymus
産出国: イタリア・チリ・フランス
科名: キク科
使用部位: 葉
苦味性健胃ハーブの代表で肝臓の働きを強化し、心身に活力を与えて疲労や食欲不振、お酒の飲み過ぎや高コレステロール血症に用いられます。
アーティチョーク・・・
アーティチョークはわが国ではイタリア料理の食料として知られていますが、薬用ハーブとしての歴史は古く、ギリシア・ローマ時代から肝機能の促進や利胆(胆汁分泌の促進)の目的で用いられてきました。今日では科学的にもその効果が実証され、作用の中心となる成分はカフェ酸誘導体のシナリンや苦味のあるセスキテルペンラクトンのシナロピクリンとされています。アーティチョークはワインのつまみに最高の料理とされていますが、肝臓の保護の面からも好ましいと言えるでしょう。健胃剤にはシナモン(
Cinnamomum aromaticum)のような芳香性健胃剤とアーティチョークのような苦味性健胃剤があります。苦味性健胃剤の特徴は消化器の働きを向上させるだけではなく神経的なトニック(強壮)効果も期待できる点にあります。したがって夏バテなどによる食欲不振に加えて神経性の食欲不振症にも奏効します。アーティチョークは作用がマイルドなこともあり、小児科領域でも消化器系強壮薬として用いられることがあります。
※ロットにより色やカットが写真とは若干異なる場合がございます。予めご了承ください。
【1人分の入れ方】
ひとつまみのハーブに200mlの熱湯を注ぎ、フタをして3〜10分抽出します。
- 【内容量】
- 20g
【原材料名】
- アーティチョーク
【販売者】
グリーンフラスコ
- 【注意事項】
- ・開封後はお早めにお召し上がりください。
・直射日光、高温多湿をさけて、常温で保存してください。